ここ最近《虎の影、百合子》に採用した《廃墟の地》がとてもいい味を出しており、話をせずにはいられなくなったので記事を書くことにしました。


採用に至った背景
場に出されると非常に困るカードの中に《イス卿の迷路》というカードがあります。
土地を割るカードがないとキツいキツい……。
だからと言って《露天鉱床》を採用すると起動時のコストでマナ源が減って嫌。
ちょうど「《神秘の聖域》を採用したいな......」と考えていたので《島》にもなれる《廃墟の地》を採用することにしました。
基本土地のサーチは強制なので各種Tutorの対策にもなります。
同じ理由で《水没》や《暗記+記憶》などのライブラリーバウンスと相性が良かったりします。


予想していなかった対多色性能
《廃墟の地》のテキストを確認してみましょう。
Field of Ruin / 廃墟の地
土地
(T):(◇)を加える。
(2),(T),廃墟の地を生け贄に捧げる:対戦相手がコントロールしている基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーから基本土地カード1枚を探し、それを戦場に出し、その後自分のライブラリーを切り直す。

土地を割った後に基本土地をサーチするのは各プレイヤーです。
ご存知でしたか?
私は採用を考えるまで知りませんでした(
このカード、色の少ないデッキとの談合に役立ちます。

EDHTier上位には4色以上のデッキが多数存在します。
そこで《廃墟の地》を使うとどうなるでしょう。
特定の土地を割りつつ、他少色プレイヤーの場に基本土地を供給することができます。
更に多色デッキの基本土地が0枚の場合、そのプレイヤーにとってそこそこ不利な盤面を作ることが出来ます。
このように力を近郊させることによって勝てた試合もありました。
ボードをコントロールしてる感がとても出るのでコントロール好きには特にオススメな1枚です。
EDHは4人対戦ですが、勝利のために1vs3でない盤面を利用できるというのは味わい深いです。


最後に
《廃墟の地》は自分の土地が減らないので使いたいときに使えることが多くて便利です。
ただ、自分が有利な盤面で土地破壊モードを使うとそのまま狙われたりするので運用には十分注意しましょう。
みんなで力を合わせてハルクフラッシュを使ってくる多色デッキを倒そうな!!!!

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